どむろく(どぶろく)と甘酒の違いは酵母の働きによるもの
2024年05月24日
「どむろく(どぶろく)」と「甘酒」、
遠藤酒造場では原料も同じで、米と米麹で造られています。
見た目もどちらも白く濁っていてとてもそっくり😲
なのに、どむろくはアルコール度数14度~16度の清酒、
甘酒はアルコール分が含まれておらずお子様でも安心してお飲み頂ける飲料、、、
同じ原料からどうしてこんな違いが生まれるのか杜氏に訊いてみました!
(米と米麹だけ砂糖不使用ノンアルコールの甘酒【造り酒屋の甘酒】|【日本酒 通販】 全国へ旨い日本酒を通販 ~2020年金賞受賞蔵 遠藤酒造場~ (keiryu.jp))
日本酒ができるまでには「一麹(いちこうじ)・二酛(にもと)・三造り(さんつくり)」
酒米を長時間水に浸し、その米を蒸し、『蒸米(むしまい)』にしていきます。
出来上がった蒸米に含まれているデンプンに『麹(こうじ)』を加えることでデンプンがブドウ糖へと変化していきます。
『酵母』がそのブドウ糖を食べ醗酵するとアルコールや香気成分が生成されていきます。
日本酒ができる工程をとっっっても簡単に言うとこういう手順だそう。
「一麹(いちこうじ)・二酛(にもと)・三造り(さんつくり)」ということばは、
麹と酵母がいかに大事かを表すことばなんですね。
甘酒のあまさは麹(こうじ)の働きのおかげ
当蔵の甘酒も途中までは同じ工程・・・酵母を入れる前、
麹のチカラで『デンプンがブドウ糖へと変化した』、その段階のものを
【造り酒屋の甘酒】として皆さんにお届けしているのです!
年2回開催している遠藤酒造の蔵開きではこちらの甘酒を無料でふるまわさせていただいておりますが、
そこで甘酒を飲んだお客様より「どうして砂糖不使用なのにこんなに甘いの?」とのご質問をいただくことがあります。
砂糖は一切不使用なのに、深く優しい甘さはがあるのは
「麹」の働きのおかげでできたブドウ糖由来なんですね(*^^*)
少し前のブログでも紹介しましたが、どむろくと同じように甘酒にも、
アミノ酸やレジスタントプロテインといった健康に良いとされる成分が含まれています。
甘酒は「飲む点滴」とも呼ばれるほど!これからの暑い夏、食欲がないときにも最適です!
お米と米麹だけでつくられたものですのでお子さんや妊婦さんにも安心してプレゼントできますね🎁
もちろん どむろく も砂糖不使用!
麹の働きからできたブドウ糖由来の自然な甘さと、
酵母の働きで特徴的なプチプチシュワ―の発泡感が味わえる活性生酒!
(人気のにごり酒通販 – 伝統の味「どむろく」を全国へお届け (keiryu.jp))
味わいの秘密や由来を知ると、飲むときにも安心ですよね🍀
どむろくをより好きになっていただけるよう発信していきますのでこれからもよろしくお願いします(^^)