どむろく(どぶろく)の原材料はすべて長野県産!
2024年06月19日
お米と米麹で造られる どぶろく、
当蔵の『どむろく』で使われるお米はすべて長野県産!
普段、食卓で食べているお米にも産地があるように、
日本酒造りに使われるお米にも品種や産地による特徴がいろいろあるようです✨
日本酒の原料『酒米(酒造好適米)』
酒米とは酒造好適米。すなわち日本酒を造るのに適したように栽培されたお米です。
日本酒造りに適しているお米とは、、、?
一、心白が大きいこと
心白は、白米の中心にであるデンプンの組織が荒く、光が当たると白っぽく見える部分です。
この白い繊維質の部分に、麹菌が繁殖することで日本酒を造ることができます。
普段私たちが口にする食用米は、胚乳のみでお米ができており心白部分はないそうです。
一、タンパク質が少ないこと
普段口にするお米では「うまみ」となるタンパク質や脂質ですが、
日本酒の場合は、これらが多すぎると雑味となってしまうこともあります。
そのため、タンパク質や脂質の多い心白の外側の胚乳の部分を取り除き、心白の比率をあげています。
(胚乳を削りとる作業を精米と言うそうです!)
一、吸水力が高いこと
食用米と比較して吸水力が高いため、日本酒造りに適しています。
吸水力が高いということは水に溶けやすいということ!
しっかりと水に溶けることで、お米の香りがしっかりと残り、美味しい日本酒ができやすくなる、、、
日本酒の美味しさの秘訣なんです!
120種類以上!?日本各地に酒米(酒造好適米)がある
そのなかでも遠藤酒造場でもなじみ深い3つをご紹介。。。
「酒米の王」山田錦(やまだにしき)
酒米のなかでも最も多く作られているのがこの山田錦。
1923年の誕生以降、『大吟醸酒では華やかな吟醸香とスッキリとした味わいに優れ、やや甘みが強く味わいがある』と
高く評価され、品評会でも大人気。
生産量の約56%を兵庫県産が占めているそうです。
遠藤酒造場の山田錦のお酒はこちら!
【渓流 大吟醸 しずく 720ml】
渓流 大吟醸 しずく 720ml 大吟醸 遠藤酒造場 (keiryu.jp)
淡麗! 五百万石(ごひゃくまんごく)
山田錦の次に生産量が多いのがこの五百万石。
大粒で心白が大きいのが特徴で、きれいで淡麗な酒質になりやすいそう。
心白が大きいため50%以上の高精白は難しく、普通酒や純米などに適しているそう。
遠藤酒造場の五百万石のお酒はこちら!
【彗 METEORITE 純米吟醸 720ml】
彗 METEORITE 純米吟醸 720ml 彗 遠藤酒造場 (keiryu.jp)
長野発! 美山錦(みやまにしき)
1978年長野県で誕生した酒造好適米、
繊細な香りを有し、すっきりとした軽快な味わいに仕上がります。
長野のような寒冷な地域でも育つ美山錦の名前は、
北アルプスの雪のように白く大きい心白が由来だそうです。
遠藤酒造場の美山錦のお酒はこちら!
【直虎(なおとら) 純米吟醸 生原酒 720ml】
直虎(なおとら) 純米吟醸 生原酒 720ml 純米吟醸 遠藤酒造場 (keiryu.jp)